こんにちは!
理学療法士のたけ坊です。
今日のテーマは「トレードはチャートを見る前から始まっている」です。
チャートを見る前ってどういうこと?
チャートを見る前にトレードへの心構えが必要ということだよ!
心構えか…。意識したことなかったな。
チャートを見る前の心構え
チャートを見る前の自分の心境変化を客観的に見たことはあるでしょうか。感づいている人もいるかもしれませんが、チャートを見る前はトレードに対して過度な期待を抱いてしまうことが圧倒的に多いです。この期待感を上昇させている物質がドーパミンです。
ネズミの実験では、エサを食べている時よりも、エサが食べれるという期待感でドーパミンが放出されることがわかっています。ドーパミンとトレードの関係については以下の記事を参考にしてください。
ドーパミンが出すぎてしまうことで正常な思考が行えなくなり、無駄なエントリーや資金に見合わないロットでのエントリーを行ってしまいます。
過度なドーパミンの放出を防ぐために期待を少なくさせる作業が必要です。今回はそれをご紹介します。
上記の4つをエントリー前に行います。
①では気持ちを落ち着かせるための儀式です。②は前もって相場状況を考えることでイメージトレーニングを行います。③は資金管理を守りやすくするためにあらかじめ決めておきます。④は画面を見続けると期待感が生じやすくなるため、冷静になるために時間を置くことを約束させます。
エントリー後の行動
運よくエントリータイミングでありエントリーしたとしても、その後の行動が重要です。具体的な行動をお伝えします。
以上4つをエントリー後に行います。
①は損失を最低限に抑えるための行動です。②は無駄な損切や利益確定を防ぐためです。経験上、ずっとチャートを見ているとポジションをいじりたくなり、余計なことをする場合が多いです。③はチャートをすぐに見れる環境はドーパミンが放出しやすく、正常な思考が妨げられる可能性があるからです。④は気持ちを落ち着かせるためです。
期待を小さくしておくために
相場への期待感を下げるのに必要な行動はエントリーするもっと前に準備しておくことが何より重要です。
以上の4つが期待感を下げる前提条件です。
この4つはよく聞かされることですね。①はハイレバトレードを防ぐためです。②はイメージトレーニングを行うことで淡々としたトレードが行えるようにするためです。③はトレードでの自分の感情をコントロールするためです。④はマネープレッシャーを抑えて、正常な思考でトレードを行えるようにするためです。慣れてきたら徐々に資金を増やしていきましょう。焦らず、ゆっくりで。
最後に
スポーツでもそうですが、勢いで戦っていたら負けてしまうことがとても多いです。損切して負けてしまい、どうしても悔しくなってしまうときは以下の記事を参考にしてください。
エントリーする前から心を落ち着かせてイメージすることで勝利する確率が上がります。FXでは特に精神面が大きく影響するため、自分自身を見つめることで相場に向かっていきましょう。皆さんのトレード力が向上することを祈っております。
ではまた!