【健康のヒント】理学療法士をしてたどり着いた答え

【気づき】たけ坊の日記
たけ坊
たけ坊

地域のクリニックで長い間働いていて、健康について気がついたことがあるよ!

健康について?気になりますね!

たけ坊
たけ坊

健康は意外と身近なものと関係あるんじゃないかなって思ったんだ!

何でそう思ったんですか?ぜひ教えてください!

この記事を読んでわかること

・健康についての考えが深まる

・健康における必要な要素がわかる

・健康と医療の関係についての考え方がわかる

健康とは

まずはじめに、健康についての定義を確認しておきます。WHO憲章(1946年ニューヨークで作成)では次のように定義しています。

「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”

簡単にいうと、「肉体と精神と社会的に良い状態」ということです。

この理想的な状況を維持、もしくはこの状態になるように生活を改善させたいと多くの人が思っているでしょう。

たけ坊
たけ坊

身体面と精神面だけじゃなくて社会的な面も健康に含まれるんだね!

理学療法とは

僕の以前行っていた理学療法とは何をする職業だったのか。これも定義があります。

「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」(理学療法士及び作業療法士法第2条)

簡単にいうと、理学療法とは障害を持っている方を回復させるために運動や物理的手段を加えるということです。

この定義はあくまで回復させることであり、健康にさせるということではありません。

たけ坊
たけ坊

理学療法とは健康かどうかよりも障害を回復させることに重点を置いている感じだね!

しかし、この理学療法をしていく中で、人が健康になると障害が回復しやすいことに気づきました。

回復と健康

先程の文を読んで、勘の良い人は気づいたかもしれません。逆じゃない?と。つまり、障害が回復するから健康になるんじゃないのかということです。

実はそうでもないのです。障害を持っていても健康な人がいるからです。障害を持っていても楽しそうに過ごしている人を見て、不健康だとは思わないと思います。そんなイメージでしょうか。

だから、理学療法をしていて、健康であることが障害を回復させる近道だと感じたのです。

ふたたび健康とは

ではふたたび、健康であるとはどういうことでしょうか。

私が思うに、健康とは「深い意味で人生を楽しんでいる状態」ではないかなと感じます。

「深い意味」というのが意味深ですね。いわば、甘いものを食べて「美味しい!」じゃなくて、スルメイカを噛み締めて「美味いな」と感じる印象です。

楽しいじゃなくて楽し味(み)を感じることです。子どもの場合はたしかに、楽しい!で生きて行けるかもしれません。大人になって成熟してくると、楽し味にかわってきます。その余裕があれば健康といえると思うのです。

たけ坊
たけ坊

まさに、かみしめながら楽しみを見出していくんだね!

健康を維持するためには?

人間には三大欲求というものがあります。健康を満たすためにはそれも必要ですが、ある要素が抜けている気がします。

もう一度健康の定義に立ち返ると、健康には3つの条件があるとかいてありました。それは、身体面、精神面、社会面が良好であるという条件です。

たけ坊
たけ坊

健康の定義と人間の欲求は別物な感じがするね!

三大欲求と重ねてみましょう。身体面は食事と睡眠ですね。精神面は食事と睡眠と性欲も関わるでしょうか。社会面はどうでしょうか。性欲は少しは関わると思いますがしっくりとは当てはまりませんね。

お気づきの通り、社会面が少し弱いのです。では、社会面を良好にするにはどうしたら良いでしょうか。簡単ですね。それは、人と関わること、コミュニケーションをとることです。

コミュニケーションの本質

なぜ、健康のためにコミュニケーションが必要なのでしょうか。それは人間の進化の歴史と深く関わります。人間は他の動物と異なり、言語を扱うことができます。

そのため、命の危険や子孫を残すためにコミュニケーションを活用してきました。命の危険に関しては、危険な動物や危険な状況などを共有・伝達し合うことで乗り越えました。子孫を残す面では、食糧確保のために意思疎通を図り獲物を捕らえてきました。

たけ坊
たけ坊

コミュニケーションは生き残るために必要な能力だったんだね!

コミュニケーションをとらないと生き残れない状況が1万年以上前から続いてきました。したがって、コミュニケーションをとることで、安心するホルモンや脳の働きが形成されてきたのです。

そのため、人はコミュニケーションで幸せを感じ、楽し味を見出すことができるのです。

コミュニケーションの活用法

コミュニケーションは身近にいる大切な人との密接な関わりで幸せに感じることができます。一方で全く知らない人と話すことでも充足感を得られることができます。

それはなぜかというと、人間は生き残るために新しい場所を開拓をすることで新しい食料を得ることをしていました。そのときに重要であった頭の機能が新しいものへの好奇心です。

たけ坊
たけ坊

生き残ることを選択させるように人間は進化してきたんだね!

みなさんも新しいものや珍しいものに興味を惹かれることがあるでしょう。それが生き残るための脳の1つの働きです。そのため、全く知らない人や非日常でのコミュニケーションは健康の維持に大きな役割を果たします。

したがって、普段行わないようなイベントに参加したり、普段会わない人と話したり、そうすることで脳への刺激となり、健康へと繋がっていくでしょう。

私の挑戦

ここに注目して、私が挑戦したいのが地域でのコミュニティづくりです。地域で普段関わらない人と話すことで全く新しい価値観が生まれる可能性があるからです。

また、そのコミュニティでは英語を活用したいと考えています。非日常+非母国語を使うことでいつもと違った世界観に出会うことができます。この関わりを作れたらなと考えています。

まとめ

健康の話から少し離れたかもしれませんね。しかし、健康の要素の一つにコミュニケーションがあると言うことがわかっていただけたでしょうか。

コミュニケーションは私たちのごく身近で行えるものです。そのコミュニケーションを工夫することで健康へとつながります。ぜひ一度、現在のコミュニケーションのことを考えてみて、改善できるのであれば楽し味をもって活用したらいかがでしょうか。

皆さんの人生が素敵なものになることを願っています!

ではまた!

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