【リモートワーク】痛みが出る原因と対策

【スキル】エンジニア
たけ坊
たけ坊

最近はリモートワークで働く人が多くなってきたよね!

リモートワークで働きやすくなったけど、動かなくなって痛みが出やすくなった気がする…

たけ坊
たけ坊

リモートワークで出やすい痛みと対策を教えるね!

この記事を読んでわかること

・リモートワークで起こりやすい痛みがわかる

・痛みが起こる原因がわかる

・痛みを防ぐためのエクササイズがわかる

リモートワークで出やすい痛み

厚生労働省の報告によるとデスクワークで痛みを感じる人の割合は70〜80%と報告されています。

痛みの部位の1位は首、2位は腰であり、実際に整形外科クリニックで働いていた時も同じ印象でした。

首の痛み

まずはリモートワーク痛で多いの首の痛みについて掘り下げていきましょう。

首の痛みの原因

早速ですが問題です。リモートワークの首の痛みは、何が原因でしょうか?

Bの「同じ姿勢」です!

悪い姿勢の方がダメなんじゃないの?と思う人もいるでしょう。
しかし、過去にこんな出来事がありました。

オペ見学をしていた時に、背筋を伸ばして手術の様子を見ていました。30分くらいたった時に首がだるくなりました。しかし、見学中に首を回すのは失礼かな?と思って放っておいたら結構痛くなりました...。

そこで思いました。いくら良い姿勢でも同じ姿勢を続けていたら首が痛くなるのだと。

では、なぜリモートワークで首が痛くなってしまうのでしょうか?

それは、画面に表示されている特定の場所をみるために、首を固定しようとするからです。クレーン車でいうと土台の役割です。30分以上土台の役割を続けていると、首がだるくなります。

さらに痛くなる筋肉は腕の重さを支える役割もあるります。そのため、キーボードやマウスのコントロールをしている腕の土台にもなっており、ダブルパンチを受けます。

痛くなる原因の筋肉は僧帽筋(画像はイメージ)であり、首から肩、肩甲骨、背骨へと広範囲で広がっています。この筋肉を定期的に縮めたり伸ばしたりして、同じ場所を使わせないようにする必要があります。

頸のエクササイズ

3つのエクササイズをお伝えします。が、一番大切なのは30分に一度は姿勢を変えることです。30分に一度以下のエクササイズができれば尚良いです!ぜひ実践してみましょう!

1. 首回し

肩をすくめて、頭を後ろで3往復します。この時、僧帽筋を縮めたり伸ばしたりするイメージで。

2. 首のストレッチ

首を伸ばすことで緊張している筋肉をリラックスさせましょう。

3. 肩のストレッチ

首の負担を強めている腕をもし挙げながら、肩回りのストレッチを行います。

腰の痛み

次にリモートワークで付きまとってくる腰の痛みについて深堀していきましょう。

腰の痛みの原因

さて、ここでも問題です。リモートワークの腰の痛みの原因は何でしょう?

Cの「長時間座り」です!

長時間×座位という二つの要素により腰へ強い圧力を生じさせ、痛みが生まれます。

圧力?どういうこと?と思うかもしれません。

ここで実験してみます。ひじ掛け付きの椅子に座り、掌を肘置きの上に置きます。手で肘置きを押してみましょう。そうするとお尻が椅子から浮くと思います。この状態で一番辛くなってくるのはどこでしょうか?

おそらく手首が辛くなると思います。これはひじ掛けから一番近い関節に強い圧力が働くからです。その圧力を腰が長時間支えているのです。

椅子に座る以外の姿勢では圧力はどうなるか。立つ姿勢は足首、膝、股関節の順に圧力が大きく、腰の圧力は小さくなります。地面からたくさんの関節を跨ぐと腰への負担が軽減します。

寝る姿勢はどうでしょうか。これは地面に接している面積が大きいので接地面全体で圧力が分散されて腰への負担が軽くなります。

いやいや、そんな姿勢でリモートワークできるか!という人のための椅子も実はあります。

上記のスライドような(サンワダイレクトHPより)欧州で生まれた椅子があります。これは座面だけでなく膝の下でも体重を支える面をつくることで腰への圧力を軽減させることができます。

あれ?この姿勢、正座に似ているな?と思った人はすごいです。実は、正座になることも腰への負担を減らす一つの作戦になります。
ただ、上記の椅子もそうですが、膝の痛みが出やすい人は注意が必要ですので、その点も考慮に入れてください。

腰のエクササイズ

腰のエクササイズを伝えますが、一番大切なのは長時間腰に圧力を加えないことです。座り姿勢を変えても腰への圧力はあまり変わらないので、立ったり、正座をしてみたり、横になってみたり、大きく姿勢を変えることが大切です。30分に一度、大きく姿勢を変えてみてください。

股関節のストレッチ

これだけ?と思うかもしれませんが、30分に一度とりあえずこれをやっておけば、腰の痛みの予防になります。簡単なのでぜひ挑戦してみてください!

まとめ

まとめますと、結局、「長時間の同じ姿勢は良くない」ということです。

30分に一度は姿勢を変えて、気分も一緒に変えることができれば、長く楽しく仕事ができます。最大の医療は予防ですので、ぜひ、簡単なエクササイズも試してみてください。

皆さんの生活の質が向上することを願っています!

それでは!

本記事の内容のスライド作成ポイント

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